こんにちは!mimiです。

昨日Twitterで面白いやりとりがあったので、備忘録的に記事にしておきたいと思います🙏


◎亜鉛が毛穴詰まりの原因に?

私がお勧めしている、毛穴バランスリセット法の中でも、推奨アイテムの1つとして挙げているthe ordinaryの「ナイアシンアミド10% 亜鉛1%」。皮脂の分泌が抑えられたと感じる方がいらっしゃる一方、一部の方は毛穴が詰まったような感覚になることがあるようです。

それに対しての、かずのすけさんの回答。
「亜鉛と皮脂が結合すると、ネバッとした固形状になり毛穴を閉塞する場合がある」ということですね👀👀

これどこかで聞いたことある話だなぁと思い遡ってみると...


みついさんのこちらのツイートでした!

酸化亜鉛」は、酸素と亜鉛の化合物です。皆様もよくご存知の通り、日焼け止めによく配合されている紫外線散乱剤として有名です。



✔︎皮脂の成分の一つである「オレイン酸」に、「酸化亜鉛」を混ぜると、発熱しながら液体のオレイン酸が固まっていく

✔︎酸化亜鉛と反応したオレイン酸(脂肪酸)は、皮脂の中に存在する、別のオイルも固めていく性質がある。

✔︎「酸化亜鉛」は微量であっても、皮脂を固化する力がある。

ということだと理解しています🙏


◎全ての酸化亜鉛がダメという訳ではないよ!

ただし、

「酸化亜鉛」はコーティングされて使われることが多く、そのコーティングの処理の仕方により、「皮脂吸着のスピード」には変化があるようです😊

ミライさんのおっしゃるように、普通のパウダーやファンデーションに微量に含まれている分にはあまり気にする必要はないかもしれません!

ただ、酸化亜鉛が主な紫外線散乱剤として使われている日焼け止めや、汗・皮脂による化粧崩れ防止下地など、酸化亜鉛が主成分として配合されている物に関しては、毛穴詰まりしやすい方は注意が必要かもしれません。


◎酸化亜鉛✖️揮発性シリコーンの日焼け止め
みついさんの以前のツイートですが、「揮発性シリコーン」(シクロペンタシロキサン等)と、「酸化亜鉛」が併用された日焼け止めは、

✔︎酸化亜鉛による皮脂の固化

✔︎揮発性シリコーンが揮発した後に残る、強固な化粧膜

この2点が合わさることによって、毛穴周りに密着する可能性がある、ということですね🧐(まあだからこそ、ウォータープルーフ処方の日焼け止めによく用いられる訳で...)


私の大好きな、ロート製薬のオレゾの日焼け止めも、「酸化亜鉛」と「シクロペンタシロキサン」が主な成分として入っています😇
私はそんなに黒ずみを感じないのですが、人によってはそういった感想を抱く方もいらっしゃるようですから、その場合は毛穴が気になる部分だけ別の日焼け止めを使った方が良いかもしれません😊


micoさんのブログ記事がこの事を詳しく掘り下げているので、是非読んでみてください💁‍♀️


◎酸化亜鉛は「毛穴の黒ずみ」の原因になるの?

「酸化亜鉛」で、皮脂が固化することは分かったとして、それが「黒ずみ」の原因になるのは何故なのでしょうか?

かずのすけさんによると、亜鉛は肌を引き締める作用が強いため、黒ずみが「目立ちやすくなる」状態になってしまうのではないかと🧐

前回更新の、「グリセリンが毛穴を黒ずませるのか」問題の結論とも似たような点がありますね!それ自体が毛穴を悪化させる訳ではないけれど、目の錯覚(光の反射)で、目立ってしまうようになる可能性がある訳ですね😇


◎まとめ
前回のグリセリンフリーの記事でも書きましたが、酸化亜鉛自体、比較的安全性が高く、様々な効果が期待できる有能な成分です😊

ただ、人それぞれ肌の特性は違うので、一部の方にとっては、「それが毛穴詰まりや黒ずみの原因になる可能性もあるらしいよ」というくらいのニュアンスで受け取って頂けますと幸いです🙏


ありがとうございました🙇‍♂️