こんにちは!mimiです。


今回は、過去二回に引き続き…



シミ焼き治療~成功に導くためのmimi流ケア〜③アフターケア内服・外用薬編👍をお送りしたいと思います。


◎シミ焼き当日

シミ焼き当日、まず診察の際に、肝斑が存在しないかを、再度よく見てもらいましょう。
レーザーの種類によっては、肝斑を悪化させる危険があります🙅‍♀️
肝斑を悪化させるリスクをとっても、シミを綺麗にしたい!という確固たる意志がある場合はそれでもいいですが、知らずに施術してもらうのは問題です。

また、私はCO2ルビーレーザーのシミ焼き放題を選択しましたが、事前の表面麻酔はした方がよいと思います。
「いろんな美容施術で痛みには慣れてるし」と思って無麻酔を選択しましたが、さすがに全顔でやると、めちゃくちゃ痛いです😂💦
今まででトップ5に入る、痛かった美容施術になりました😱💦
みなさまは、無理なさらぬよう…🙏


◎シミ焼き後

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※シミ焼き当日夜の写真です。

シミ焼き後は、看護師さんが軟膏を塗ってくれます。
そしてここがびっくりだったのですが、私が施術したクリニックでは、事後のテーピングは不要とのことでした😳
(全顔でやってるから貼りきれないって理由の方が大きいと思いますが)

普通は、スイッチレーザーでシミ焼きしたあとは、軟膏を塗った上に細かく切ったサージカルテープを貼るところが多いと思います。

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↑こういうやつね。

(ピコレーザーでシミ焼きをする場合には、ざっくり言うと衝撃波でシミを散らしている為、テーピングは不要です✨ ピコレーザーはそれが素晴らしい👍)


また最近は、ハイドロコロイドテープ(キズパワーパッドみたいなやつ)や、こういうUVカットフィルム状のテープを推奨しているクリニックもあるようです。↓


このエアウォールUVは、私も以前のシミ焼き時に使用したことがあります。
貼るのが難しいのですが、上から化粧も可能です。
ピンポイントのシミ焼きの方には、オススメしたい製品。 
私は今回全顔照射だったため、諦めました。 

色々書きましたが、基本的にテープ処置については、大人しく施術したクリニックの方針に従ってください🙇‍♂️
 
もし化膿止めの処方薬を処方されたら、それも飲んでおきましょう。


◎シミ施術後

痛む顔をマスクで隠し、日傘で紫外線を防御しつつ、そそくさと家に帰ります。(日焼け止めもぬれませんからね)
スイッチレーザーで焼いた場合、その部分は怪我をしているのと同じ状態です。
当日の入浴はシャワーのみにして、ビタミンAやビタミンCなど、刺激になりうるスキンケア用品はお休みした方が無難です。
ワセリンで保湿するくらいにとどめましょう。 


◎シミ焼き後のアフターケア

ここから!ここからが、シミ焼き治療の本番と思ってください!!!

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治療法選び編の記事でも紹介した、「銀座お肌の診療所」のブログから引用しました。

(しつこいですが、本当にシミ焼き治療に必要な知識が全て網羅されていると思うので、シミ治療したい方は熟読してください!)


こちらにも書かれているとおり、「シミ治療の成否を分けるのは、アフターケア」だとmimiも思っております🙇‍♂️
 

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アフターケアを疎かにすると、

炎症性色素沈着(戻りジミ)と言われるシミが出やすくなったり、残りやすくなる。
または、シミ自体の再発につながりやすいです。


◎具体的には何をするのか。


こちらの、「銀座お肌の診療所」のアフターケアについて、を読んでください👍👍👍
 
…で終わりにしてもよいのですが、時間のない方向けにとりあえず何をするべきかを書いていきます。
詳しい理由については、上記のホームページを読んでくださいね🙇‍♂️


☆かさぶたが剥がれるまで

・術後数日、かさぶたができるまでは、ぬるま湯のみで洗顔した方が無難。
・自然に剥がれるまで、かさぶたを絶対に剥がさない
・シールは無理に取り替えない。剥がれてきた時のみ取り替える。
・シールを貼らない場合は、高純度のワセリンで保護して乾燥を防ぐ
・術後かさぶたができたらメイクをしてもいいが、洗顔時はメイクを落とすことよりもかさぶたを剥がさないことを優先する。


☆かさぶたが剥がれた後

・摩擦をとにかく避ける。(これは日常から気をつけた方がいいのは、下記の記事にも書きました)

・紫外線による刺激を避ける。
・ハイドロキノンなどの外用薬でケアをする。


◎炎症性色素沈着(戻りジミ)とアフターケア

これを誤解している方が多いのではないかと思いますが、シミをレーザーで治療したらすぐに綺麗になるわけでありません。
約半数のシミに、炎症性色素沈着(戻りジミ)と言われる現象が起こります🔥🔥

場合によっては、元のシミよりも一時的に濃くなることもありますので、そこでショックを受けないように気をつけてください🙅‍♀️

このシミは1カ月をピークに濃くなり、それ以後に徐々に薄くなるのが特徴です。
早く、かつ綺麗に消えてくれるように、外用薬によるケアを頑張りましょう。


◎mimiがしたアフターケア

※施述したクリニックでアフターケアの指示があった場合、基本的にはその方法に従ってください。
 
ただ私が今回施術したクリニックは、安かったこともあると思いますが、基本的にアフターケアの指導はありませんでした。
前回2回のシミ焼きで失敗した反省を活かして、私なりに下調べをした上で、今回行ったアフターケアを記載しておきます。

 
☆内服編
 
私mimiは、もともと肝斑予防のために、定期的な休薬期間を挟みながらトラネキサム酸ビタミンC(シナール錠)を定期的に皮膚科で処方してもらっています。
(大体は日光が気になる、春~夏にかけて服用しています)

私は肝斑はないと診断されていましたが、今回シミ焼きをしたクリニックの鑑別は目視のみだたっため(丁寧な皮膚科だと、ダーモスコピーなどで拡大して見てくれることもあります)、万が一肝斑に照射したときの悪化リスクを考慮して、トラネキサム酸とビタミンCの内服を再開しました。

また、肌の快復力を高めたかったので、ビタミンE(トコフェロールニコチン酸エステル)の内服も併せてしています。
 
※こちらはすべて処方薬になりますので、内服希望の方はかかりつけの医師に適応であるかを確認してもらってくださいね。
 

☆外用編
 
・トラネキサム酸
 
照射後すべての箇所がかさぶたになったのを確認してから、外用薬としてもトラネキサム酸を取り入れはじめました。

トラネキサム酸配合をうたっているものであれば何でもいいと思いますが、私はこちらを使用しました。
 

こちらはかずのすけさんのブログで知ったのですが、成分が低刺激であること、炎症誘導因子の発生を抑える「トラネキサム酸」と、抗炎症成分の「グリチルリチン酸2K」が配合されています。
ジェル状のさっぱりした使い心地で、使いきりサイズなのもちょうどいいです。
私はこれを、2カ月で2本使いきりました。

他の併用アイテムとの兼ね合いもあると思うのですが、私の場合はエンビロントーナー→オータス・トラネキサム酸→ その他エンビロン 、といった順番で使っていました。
 

・ビタミンC
 
日頃からビタミンCをスキンケアに取り入れることを推している私ですが、シミ焼き後となればなおさらです。
APPS(水にも油にも溶ける性質のビタミンC誘導体)の粉末を、精製水に溶かした自作化粧水を使用していました。


APPSの弱点として、活性が失われやすいことが挙げられます。

面倒くさいですが、3~5日分くらいずつ作って、なおかつ遮光&冷蔵庫保存にして、新鮮さをなるべくキープするようにしていました。

鮮度キープのためには、100円均一(キャンドゥ)で売っているエアレスポンプの使用が便利です。
おまじない程度の効果かかもしれませんが、普通に空気に触れている状態よりも幾分か劣化を抑えられる気がします。

 
手作りでなくても、APPSが配合された製品であればよいかと思います。
 
私が最近推しているのは、トゥヴェールのクリスタルエッセンスです。



こちらはビタミンC誘導体2種類の他に、セラミドとナイアシンアミド(美白成分)が配合されているので、保湿の点でも効果が期待できる優れものです。
(※2020年2月29日までで、定期購入で初回購入分が2,270円 になるキャンペーンをやっています。)
 

・ハイドロキノン
 
※最初にお知らせしたいのは、ハイドロキノンは大変リスクの高い成分である、ということです。
効果が強力なので、不安な方は医師に相談してから使用してください。

ハイドロキノンはヨーロッパでは使用が禁止されていますし、アメリカでは配合濃度が2%までと規制されています。
でも日本ではなぜか化粧品への配合が認められており、しかも配合濃度の規制がありません。
普通に買うことができますが、刺激が強い成分であること、長期使用は白斑化のリスクがあります
 
 
私は皮膚科専売品の、ロート製薬のディーアールエックス® HQブライトニング®を使用しました。


かかりつけの皮膚科で購入しました。

こちらの製品のいいところは、液体状で使い勝手がよいところです。
(ハイドロキノン、普通はクリーム状の製品が多いと思います)


こちらの皮膚科医の先生のブログで見て知りました。
この先生と同様に、私はエンビロンに混ぜて使用しています。

私は今回全顔でシミ焼きをしました。あまりにたくさんの箇所を焼いているので、かさぶたが剥がれると

どこを焼いたのか分からなくなる😂💦

んですよ…😱

全顔にハイドロキノンをつけるときに、液状であるとエンビロンにも混ざりやすいです。
ピンポイントのシミ焼きの方はクリーム状のものでも良いと思います。

こちらは、使用開始から半年したら、使用を終了するつもりです。 (2020年1月現在、まだ使っています)


◎まとめ

今回はシミ焼き当日と、アフターケアの内服・外用薬編をお送りしました。
本当はアフターケア編は一本で終わる予定だったのですが長くなってきたため、一旦分けることにしました。

次回は、 アフターケアの美容医療編を書きたいと思います!


ありがとうございました 🙇‍♂️