こんにちは!mimiです。
※今回めちゃめちゃ長文になっています。結論だけ知りたい方は、最後の「◎まとめ」だけ読んでください🙇♂️
ふむふむ。これは確かに、ミルク洗顔にヨーロッパのイメージがあることからも納得です🤔
”スキンケアに化粧水は必要ない” という意見に対するアンサーです。
要約すると、
「日本人は欧米人に比べて皮膚の皮脂量が多く、一方水分量は少ない。
特に20代ー30代は皮脂量が多いため、『水分のケア』の方が重要になるのではないか」
と指摘していらっしゃいます。
「角層の保湿においては、1,角層に水を保持すること 2,皮膚からの水の揮散を防ぐことの二点が重要である」
との指摘です。
・肌の表面は“死んだ細胞”で覆われている。
・角質層はふやけたり、傷ついたりすることで、構造が容易に崩れる。
・肌は外界の異物からからだを守っている。そのバリアに対して、外からすり込んだり、押し込んでみたり、温めてみたり、ラップをしてみたりとがんばっても、バリアより奥深くに成分が届くことは、そもそもない 。
・「からだを守る」機能に加えて、「からだから逃がさない」機能としても、皮脂のバリアが重要。
・健全な皮膚の表面は皮脂で覆われ、脂質(セラミド)や天然因子・水分が逃げないように守られている。
・化粧品を浸透させるのではなく、バリアとなる皮脂を補強するような化粧品の使い方を意識すること。
この先生の考え方が全て正しいとは言いませんが、
「肌が外界からの刺激に対するバリア機能を持っている」
という点について異論のある方は少ないと思います。
そして角質層に水分を保持する為には、外側から水分を加えようとするのではなく、内側から天然因子・水分が逃げないようバリア機能を強化する必要がある、という主張です。
◎角質層のバリア機能を維持するために...
で、角質層のバリア機能を維持するためのスキンケア、とはこれいかに。
上記の落合先生の文章の中で、下記の2点の記載があります。
・角質層はふやけたりすることで、構造が容易に崩れる。
・バリアとなる皮脂を強化する化粧品は有効。
化粧品製造会社の研究部長の方が、手荒れに関して、NKHのテレビ番組に出演して曰く…
・肌が水に濡れることは、肌のバリア機能にとって大きなマイナスになる可能性が高くなる。
・角層が長く水に濡れていたあと、水が蒸発していく際に、角層内部の水分や保湿成分も奪われる。
・手荒れが進行するのは、水に触れているときではなく、ぬれた手が乾燥していくとき。
・手荒れの原因は「きちんと拭けていない」こと。
あくまで企業の研究データのレベルではありますが、
「肌がふやけたままの状態にしていること、が角層のダメージになりうる」
というのは、先ほどの落合先生もご指摘のとおり。
◎mimiの考え
あくまで美容好き一般人主婦の考え事として聞いていただけると嬉しいのですが、特に夜の洗顔については
入浴でただでさえふやけている角層を、化粧水でさらにふやかして、しかも自然乾燥させる意味があるのか…
ということです🤔
私のスキンケアにも書いたのですが、私は朝の洗顔をしません。
夜の洗顔も、ベビーオイル→ティッシュオフ、入浴時の汗を流す意味で、ぬるま湯にそっと顔を浸す→ガーゼタオルですぐに水分をオフします。
シートッパックもしません。(個人的にシートパックする価値を感じるとしたら、イオン導入の時くらいです)
バリアとなる皮脂を強化するための化粧品は、化粧水以外にも良いものがたくさんあります。
◎化粧水をつけるメリットがあるとすれば
化粧水をつけるメリットを感じるとすれば...
・つけていて、とても癒される。
かずのすけさんのこのブログ
眼から鱗の話なので是非読んでいただきたいのですが...
◎mimiがスキンケアに普通の化粧水を取り入れるとするなら
・朝の洗顔の代わりに、少量の化粧水を肌になじませてから、揮発する前にガーゼタオルで軽く押さえて、次の行程に移る。
・保湿目的で化粧水は使わない。
・ぜひ使用したい成分が含まれている、もしくは他成分の浸透を助けてくれそう等、角質層をふやかすデメリットを補ってあまりあるメリットを感じるなら使う。
どんなスキンケアをするにしても、なんとなく使っているものは省いて厳選した方が、スキンケアによるリスク(接触回数や防腐剤・添加剤、界面活性剤による刺激)を減らせると私は考えています😊
また、化粧品にせよ美容医療にせよ、何にでもリスクとベネフィットがあります。
このご質問は、「そもそも化粧水ってなんのためにつけるのか🤔」という疑問に帰着すると思いました。
まずはその辺りから、今日は「化粧水はつけた方がいいのか」について、考えてみたいと思います!
※今回めちゃめちゃ長文になっています。結論だけ知りたい方は、最後の「◎まとめ」だけ読んでください🙇♂️
◎化粧水をつけるのは日本人だけ?
Palchen@Palchen13【EUのスキンケア事情🇪🇺】
2020/01/18 22:44:32
&vquot;主流なスキンケアのプロセス&vquot; が🇯🇵と大きく異なるのが面白い💡
・ミルククレンジング→洗い流さず 直接 トナーとコットンで 拭き取り→クリームなどで保湿
or
・ミセラーウォーター(ビオデルマなど)でメイクを拭き取り→クリームなどで保湿
EUにお住まいのPalchenさん(@Palchen13)がヨーロッパ圏のスキンケア事情についてつぶやかれています。
つぶやきを追っていただくとわかるのですが、日本と異なり硬水であるヨーロッパ圏では、
「肌を濡らす=ダメージ」
という意識があり、水を使わないスキンケアが主流だそうです。
「肌を濡らす=ダメージ」
という意識があり、水を使わないスキンケアが主流だそうです。
ふむふむ。これは確かに、ミルク洗顔にヨーロッパのイメージがあることからも納得です🤔
◎では、なぜ日本人は化粧水が好きなのか。
一方、かずのすけさんのご意見。
”スキンケアに化粧水は必要ない” という意見に対するアンサーです。
要約すると、
「日本人は欧米人に比べて皮膚の皮脂量が多く、一方水分量は少ない。
特に20代ー30代は皮脂量が多いため、『水分のケア』の方が重要になるのではないか」
と指摘していらっしゃいます。
◎角質層の水分保持
かずのすけさんは明確に書かれていませんが、『水分のケア』をすることのメリットは、「角質層の水分保持量を向上させる」目的ということだと私は理解しています。
なぜなら…
かずのすけさんは明確に書かれていませんが、『水分のケア』をすることのメリットは、「角質層の水分保持量を向上させる」目的ということだと私は理解しています。
なぜなら…
POLAのニュースリリース(2016年)。
このPOLAの研究データによると、
「人は、肌の水分量が多いと肌の調子が良いと感じる」
とされています。
「人は、肌の水分量が多いと肌の調子が良いと感じる」
とされています。
また、資生堂グローバルイノベーションセンターの研究員の方のレビュー「高保湿スキンケア製剤の処方設計の考え方」に、角質層を保湿するために必要な化粧品の機材設計について、下記のような記述があります。
皮膚にうるおいを保つには水を保持する作用と水を通しにくくする作用の両面から考える必要があり,スキンケア化粧品の基剤設計においても,水を保持する作用と水の揮散を抑制する作用の両面から考え,これらを高いレベルで両立することが効果の高いスキンケア商品につながる。
「角層の保湿においては、1,角層に水を保持すること 2,皮膚からの水の揮散を防ぐことの二点が重要である」
との指摘です。
◎角質層は死んだ細胞
角質層に水分が必要なことはわかった。
角質層に水分が必要なことはわかった。
角質層に水分を留める為には、水分の保持と、水分の揮発を防ぐことが重要ということもわかった。
ではそうする為には、具体的に何をすればよいのか。
ではそうする為には、具体的に何をすればよいのか。
皮膚の再生をご専門とされている、東京医療センター形成外科医長の落合先生が書かれています。
この記事はとても面白いので全文読んでいただきたいのですが…
この記事はとても面白いので全文読んでいただきたいのですが…
大切なところだけ要約しますと...
・肌の表面は“死んだ細胞”で覆われている。
・角質層はふやけたり、傷ついたりすることで、構造が容易に崩れる。
・肌は外界の異物からからだを守っている。そのバリアに対して、外からすり込んだり、押し込んでみたり、温めてみたり、ラップをしてみたりとがんばっても、バリアより奥深くに成分が届くことは、そもそもない 。
・「からだを守る」機能に加えて、「からだから逃がさない」機能としても、皮脂のバリアが重要。
・健全な皮膚の表面は皮脂で覆われ、脂質(セラミド)や天然因子・水分が逃げないように守られている。
・化粧品を浸透させるのではなく、バリアとなる皮脂を補強するような化粧品の使い方を意識すること。
この先生の考え方が全て正しいとは言いませんが、
「肌が外界からの刺激に対するバリア機能を持っている」
という点について異論のある方は少ないと思います。
そして角質層に水分を保持する為には、外側から水分を加えようとするのではなく、内側から天然因子・水分が逃げないようバリア機能を強化する必要がある、という主張です。
◎角質層のバリア機能を維持するために...
で、角質層のバリア機能を維持するためのスキンケア、とはこれいかに。
上記の落合先生の文章の中で、下記の2点の記載があります。
・角質層はふやけたりすることで、構造が容易に崩れる。
・バリアとなる皮脂を強化する化粧品は有効。
化粧品製造会社の研究部長の方が、手荒れに関して、NKHのテレビ番組に出演して曰く…
・肌が水に濡れることは、肌のバリア機能にとって大きなマイナスになる可能性が高くなる。
・角層が長く水に濡れていたあと、水が蒸発していく際に、角層内部の水分や保湿成分も奪われる。
・手荒れが進行するのは、水に触れているときではなく、ぬれた手が乾燥していくとき。
・手荒れの原因は「きちんと拭けていない」こと。
あくまで企業の研究データのレベルではありますが、
「肌がふやけたままの状態にしていること、が角層のダメージになりうる」
というのは、先ほどの落合先生もご指摘のとおり。
◎mimiの考え
あくまで美容好き一般人主婦の考え事として聞いていただけると嬉しいのですが、特に夜の洗顔については
入浴でただでさえふやけている角層を、化粧水でさらにふやかして、しかも自然乾燥させる意味があるのか…
ということです🤔
私のスキンケアにも書いたのですが、私は朝の洗顔をしません。
シートッパックもしません。(個人的にシートパックする価値を感じるとしたら、イオン導入の時くらいです)
入浴はするけれど、長風呂はしません。
顔を水に濡らす時間を長くすることのデメリットの方が大きい
と、自分で考えて判断したからです。
顔を水に濡らす時間を長くすることのデメリットの方が大きい
と、自分で考えて判断したからです。
(あくまで私自身の肌についてです🙏)
バリアとなる皮脂を強化するための化粧品は、化粧水以外にも良いものがたくさんあります。
あえて化粧水を使うメリットを感じないから、使いません。
◎化粧水をつけるメリットがあるとすれば
化粧水をつけるメリットを感じるとすれば...
・つけていて、とても癒される。
・細胞感脂質を補う成分が豊富で、なおかつコスパがいい化粧水を見つけた(でも同じ内容で美容液があればそちらの方が良い気がする)。
・肌質の特性で、油性基材の化粧品をつけるとニキビになってしまう。
・化粧水のph値が弱酸性で、洗顔後にアルカリに傾いた肌を戻してくれる作用をもっている。
・取り入れたい成分が、液体の基剤に配合されている方が安定性が高い(ビタミンCやナイアシンアミドなど)。
・後につける化粧品の浸透を助けるための化粧水(エンビロンのトーナーがこれに該当します)。
あたりでしょうか。
あたりでしょうか。
「ph値が弱酸性で、洗顔後にアルカリに傾いた肌を戻してくれる作用をもっている。」については、欧米圏で化粧水として使用されているのは、この役割が多いイメージです。
ラストの2項目、「取り入れたい成分が、液体の基材に配合されている方が安定性が高い」「後につける化粧品の浸透を助けるための化粧水」ついては、
化粧水をつけるメリットがある
ラストの2項目、「取り入れたい成分が、液体の基材に配合されている方が安定性が高い」「後につける化粧品の浸透を助けるための化粧水」ついては、
化粧水をつけるメリットがある
と私も考えています。
かずのすけさんのこのブログ
眼から鱗の話なので是非読んでいただきたいのですが...
とても参考になったのが、脂溶性の成分(ビタミンA系)が油性(クリーム状)の基材に配合されている場合のお話。
僕の場合は化粧水など水系のものを多めに付けて、乾かないうちにクリームを塗布します。意図的に水分とクリームがよく混ざるようにしてしまう感じですね。そうするとクリームの水分バランスが増えて安定性がくずれ、脂溶性のレチノールなどが疎水性の高い角層内部に移動しようとすると思います。
これってまさに、エンビロンのモイスチャートーナーとモイスチャージェル+モイスチャークリームの関係なのでは?!
ビタミンAは劣化が早い為、保存は油性の基剤の方が安定しますが、それだと浸透性が落ちる。エンビロン廉価版のモイスチャーシリーズでは、エアレスポンプを採用していない為、使う直前に水性の基剤の製品と混ぜることで、肌への浸透を助けているのではないかと🤔
(詳しい方いらしたら、是非教えてください🙇♂️)
このように、浸透させたい成分の兼ね合いで化粧水をつけた方がいいと判断できる時は、私も化粧水を使います。
◎mimiがスキンケアに普通の化粧水を取り入れるとするなら
・朝の洗顔の代わりに、少量の化粧水を肌になじませてから、揮発する前にガーゼタオルで軽く押さえて、次の行程に移る。
・ 夜入浴後に化粧水を使いたいなら、ph値が弱酸性のものを使用する。
といった使用の仕方を検討します。 (多分使わないけど🤭)
といった使用の仕方を検討します。 (多分使わないけど🤭)
いずれの使い方にせよ、化粧水をつける際、何度も重ねづけしたり、コットンでパッティングするなどして、肌をシャバシャバにすることは、避ける方が無難だと考えています。
◎ちなみに...
私のエンビロの使い方に関して言えば、モイスチャーシリーズを使っていた名残で、今はモイスチャートーナーを使用しています🙆♀️
モイスチャートーナーをつけて、まだ湿っているうちに次の行程に移っています。
ただ今はもう、AブーストとACEオイルを使用しているので、今使ってるトーナーが終わったら、他のものを使用したいなと考えています🤔
(この辺りはまた別記事で...)
◎まとめ
すっかり長くなってしまいましたが、化粧水を使う上でのmimi的結論。
・保湿目的で化粧水は使わない。
・ぜひ使用したい成分が含まれている、もしくは他成分の浸透を助けてくれそう等、角質層をふやかすデメリットを補ってあまりあるメリットを感じるなら使う。
どんなスキンケアをするにしても、なんとなく使っているものは省いて厳選した方が、スキンケアによるリスク(接触回数や防腐剤・添加剤、界面活性剤による刺激)を減らせると私は考えています😊
また、化粧品にせよ美容医療にせよ、何にでもリスクとベネフィットがあります。
調べて、自分で考えて試してみて、トライアンドエラーを繰り返しながら試行錯誤する過程は、ゲームみたいで私は楽しくて好きです😊
(まあだから、美容が趣味なんだけど)
以上、あくまで美容好きの素人の考察ですのでご参考まで…🙏
ありがとうございました🙇♂️
以上、あくまで美容好きの素人の考察ですのでご参考まで…🙏
ありがとうございました🙇♂️
コメント
コメント一覧 (2)
私自身、幼少期からアトピーで通っていた皮膚科で「なるべく水に触れないこと、乾くときに悪化する…」の内容のことをまさに主治医から言われており、
自分で色々調べていく中でも、化粧水は要らないのかも、、というところに至り、
今まで幾度となく手を変え品を変え、化粧水抜きのスキンケアに挑戦していたのですが、どんな美容液やクリームでも、化粧水の後でないと吹き出物ができてしまったりとなんだかうまくいかず、、
それで結局最近はまた化粧水をペタペタするルーチンに戻っていたのですが、だからといって私にはこれでいいんだと納得できていた訳ではなく、触れるとしっとりしているのに、なぜか乾燥しているような体感がずっとあったり、赤ら顔が悩みであったりと(接触回数の多いことが原因だったのではとmimiさんの記事で気付くことができました)、悩んでいました。ですがこの記事を拝見し、目指すべきは「バリア機能を維持するためのスキンケア」だ…と、まさに知りたかった内容の記事で熟読してしまいました…!
mimiさんがご紹介されている化粧品なども購入し、トライアンドエラーを続けています。私ごとを長々と失礼しました、、これからもブログとても楽しみにしています!ありがとうございました。
mimi
がしました