こんにちは!mimiです。

今回は、久々の「お猿(私たち素人)でもわかる?!」シリーズになります!なかなか書くのに胆力が必要なのでサボってすみません😇


最近の美容業界ではもはやスタンダードになっている成分『ペプチド』って、一体何??

現役のエリート生物研究者のカワウソくん(私の職場の同僚)にインタビューしましたので、まとめていきたいと思います💁‍♀️

※カワウソ君は生物の専門家ですが、ペプチドに関する知識は、主に「創薬(薬の開発)」に関する物だと言っていました。また美容の分野は少し異なるかもしれませんので、あくまでも参考知識としての記事と捉えていただけますと幸いです!

※また、専門性よりも分かりやすさを重視して書いています。厳密には言い回しが間違っているところなどあると思いますので、それでもいい!って方のみ先にお進みください🙏


◎そもそもペプチドとは...

私がカワウソくんに「美容で使われてる『ペプチド』について知りたいんだけど教えてくれる?」と言ったところ、カワウソくんの答えは

「その質問は、IK◎Aに行って、『木が欲しい』って言ってるような訳の分からなさがあるけど大丈夫??」

というものでした🤣💦(ど文系、理科が苦手でごめんよ...😇💦)


まず、「ペプチド」という言葉自体は、「タンパク質」とか「アミノ酸」と言った、すごーく大きな括りでしかなく、その言葉自体に特定の意味があるような物ではないと😇


では「ペプチド」という言葉の定義はなんなのかっていう話になりますが、ざっくりいうと、アミノ酸が2個以上50個未満の数で結合した物の総称です。下記の図が分かりやすかったので、お借りしました。

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で、アミノ酸が50個以上つながっているものが「タンパク質」です。

「タンパク質」と「アミノ酸」の間=「ペプチド」という風に、ざっくり認識しておけば素人的には🆗🙆‍♀️✨


◎「ペプチド」、何種類くらい存在するの?

「ペプチド」や「タンパク質」を構成している「アミノ酸」は20種類あります💁‍♀️
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味の素公式サイト より

この図を見て、私のブログの読者の方なら気づいてくださると思いますが、この「アミノ酸」は、いわゆるNMF系の保湿剤によく配合されている成分ですね!

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松山油脂の『アミノ酸浸透ジェル』の成分表です。たっぷりアミノ酸類が配合されていますね🤤✨


で、「ペプチド」に話を戻します。

「ペプチド」は、”2個以上のアミノ酸”がつながった物です。この、2個のアミノ酸がくっついた状態のペプチドのことを、

「ジペプチド」

と言います。
3、4、5、6と増えていくにつれ、トリ、テトラ、ペンタ、ヘキサ…と、ギリシャ語の数字が「ペプチド」の頭にくっついていきます。

日本語にすると、「2ペプチド」「3ペプチド」みたいな話ね!


理系の方は、このように暗唱して覚え込むようですよ(アン猫さんは文系だが!)


私たち一般人は、目で見た方がわかりやすいと思うんで😤✨ トリペプチド=3ペプチドは、こういう形してますよ!アミノ酸が3つ繋がってるよね?


で、20種類あるうちのアミノ酸1つが、3つ繋がってるトリペプチドでも、20✖️20✖️20=8000通りの組み合わせがあり、6ペプチドになると6400万種類あるってことですから、「ペプチド」がいかにたくさん種類があるかっていうことが、お分かり頂けると思います👀

この無数の「ペプチド」のすべてに生理活性(取り入れると、生体の中で何らかの変化が起きること)があるという訳ではなく、取り入れてもなーんにも起こらないという種類の「ペプチド」もあります🙅‍♀️


◎じゃあ、美容にいい「ペプチド」って何なのよ?

美容によいとされて、原料登録されているペプチドの多くは、「機能性ペプチド」と言われる種類のものです💁‍♀️

従来のペプチド原料は、 コラーゲン加水分解ペプチドのように、保湿原料のような基材的な使われ方をしていたが、近年は、成長因子のような、細胞に対して特異的機能をもつペプチドが人気の中心である。化粧品に使用されるペプチドは大別して2種に分類される。

 第1にコラーゲンを酵素分解したペプチドのように主に保湿等の化粧品基材を目的に使用されるものである。第2に、細胞の成長を促進したり特定の酵素反応を阻害し、又は促進するなど生理的な機能を及ぼすことを目的に使用されるものである。

 近年、化粧品原料として注目されているのは後者の機能性ペプチドである。現在化粧品原料として利用される機能性ペプチドは、ほとんどがサイトカイン様の働きを示すものである。

週間粧業オンラインより(太字はmimiが付けました)


機能性ペプチド=ほとんどが、サイトカインのような働きを示すものである。ということです!!



でた!!サイトカイン!!!「サイトカイン」については、以前にも記事にしたことがあります💁‍♀️

サイトカインが身体のなかで何をするかっていうと、一言で言うなら

情報を伝達するすべてを司っています。

仮に一つの細胞を、一人の人間としてイメージしてみてください🤔人は生きていく時に一人だけでは生きていけないから、いろんな人に連絡を取りますよね。

喋ってみたり、メールを送ったり、電話をしたり、Twitterをやったり、さまざまな方法で情報を周りの人に伝えています✉️

この時にあなた(細胞)がだしている情報(物質)、全部がサイトカインです!

簡単にいうと、細胞間の情報伝達の多くは、このサイトカインが担っています。で、美容に使われる「ペプチド」は、このサイトカインみたいな働きをする=他の細胞に影響を及ぼす働きをするものが多いよ、ってことですね😊

先ほどの記事によると、2010年の段階で、化粧品の原料登録されている「ペプチド」は100種類以上と言うことでしたから、今はもっとたくさんあるはずですね👀✨


※実際登録されている化粧品原料としての「ペプチド」の固有名称を知りたい方は、「ペプチド 化粧品原料」とかでGoogle検索してみてください!原料会社のホームページを見ることができます。多分ここに引用しちゃうと怒られ発生😤してしまうので、自分で調べてね🤗


◎美容に効く「ペプチド」って、どうやって探してるの?

これは私が個人的に気になったので、カワウソ君に聞いてみました。
面倒だから箇条書きにします😂


・無数にある「ペプチド」、その一つひとつをしらみ潰しに調べていくのは効率が悪い。

・だから
例えば"プラセンタエキス”が経験則として「肌にハリを与えるよね」って言うことが分かっていたら、それを遠心分離や、カラムクロマトグラフィー(ドラマ「JIN」でペニシリンを作ってた方法)で、重たい物から軽い物まで、順番に整列させて、ゾーンに分けていく。

・重たい物、中くらいの物、軽い物、とゾーン分けした物質を、(マウスなどの)肌に塗り塗りしてみる。

・そうしたら、「中くらいの物」ゾーンで、「肌にハリがでる」と言う実験結果がでた👀✨

・今度は「中くらいの物」ゾーンを、さらに遠心分離やカラムクロマトグラフィーにかけて、順番に並べて調べていく....

とまあ、かなり地道ーな方法で、「ダイレクトに効く成分」のみを純化していったものが、「機能性ペプチド」になるってことなんですね✨✨✨

ありがてえ、ありがてえ🙏


まあこう言う手間隙をかけて見つけた原材料ですから、「機能性ペプチド」原料は、往々にしてお高いみたいですね🙃


※鬼のように、とにかく片っ端からペプチドを調べていく方法で研究をされている方たちもいらっしゃるようです😇



◎ペプチドの欠点ってあるの?


そもそも論、「ペプチド」っていうのはとても分解やすい、壊れやすい物です😕

私たちがお肉を食べると、体内でお肉のタンパク質が分解されてアミノ酸の形まで持っていかれます。そして私たちの体はお肉の栄養を、アミノ酸として小腸から取り込みます。で、このアミノ酸を合成していろんなペプチドを体内で作っているわけです🙃

だから口から「ペプチド」を取り入れたとしても、「消化されてしまいやすい」ことは想像しやすいと思います。


で、その分解されやすい「ペプチド」を何とかする工夫がいろいろと研究されています!ペプチドの端っこ同士をを輪っかの状態にしてくっつけたり、などの物質をつけたりして(修飾という)、分解を免れるメカニズムがどんどんできています!
カワウソ君曰く、化粧品原材料も、恐らくこうした工夫で安定性を高めているのではないか、ということでした🙏


また、「ペプチド」のもう一つの欠点は、浸透しにくいことです😭
ペプチドっていうのは、アミノ酸が何個もつながっているわけですから、当然重たいです。分子量が大きいから、肌に塗っても浸透しにくい!この欠点を補う為に、様々な研究がされています。

こういうのとかこういうのですね。興味がある方は読んでみてください!


あとは、身近なところだと、エンビロンのロールキットや、DFモバイルという美顔器などで、ペプチドを肌にぶち込む方法があります😤

ロールキットは、細かい針がついたローラーでお肌を軽くコロコロして、小さな穴が空いたところに美容液を塗ることで浸透性を高めます。

DFモバイルについている”超音波導入”は、美容成分をブルブル震わせて、隕石みたいに細胞の中に「ドーン!」と入れ込む方法です(雑)🙃(原理としては、メガネクリーナーと同じですね)


カワウソ君に、「こんな風に細胞を傷つけて、美容成分を肌の中に入れるのは大丈夫なの?」と聞いてみたところ...

「今まで細胞を傷つけるのなんてとんでもないと思っていたけど、美容の世界だと適度に細胞を傷つける方が活性化するってことみたいだから大丈夫なんじゃないの?でも、何でもそうだけどやりすぎはよくないと思うよ」とのことでした。
カワウソ君からみると、美容の世界はビックリなことが本当に多いそうです😂


◎実際、どんな「ペプチド」製品を使えばいいの?

今、「ペプチド」は本当にいろんな化粧品に入っていますよね👀

私個人は、お値段がお手頃なこともあって、the ordinaryのbuffeを最近は愛用しています😊



今まで読んでいただいてわかると思うのですが、ペプチド系の化粧品材料は種類が大変多いです!それぞれに特定の効果があるとされていますから、既に決まった効果(シワ改善など)を得たい方は、表示成分名から配合されている化粧品を探すこともできるとは思います🙃

※調べたい方は、マトリキシル3000とか、マトリキシルシンセ、などで調べてみると、いろいろな製品が出てくるのではないでしょうか!

まーでも、かなり面倒くさいと思います🤣


また、私の仲良しのアンチエイジングな猫さんのツイート内の”#ペプチド勉強会”というタグが、初心者にとっては分かりやすい!こんなペプチド材料があるんだーってことを知りたい方は、ぜひ見てみてください💁‍♀️


あとは、複数のペプチド材料を混ぜることで相乗効果が出る場合などもあるようで、素人にはそこんところを理解するのは、かなり難しいとは思います😕❌

だから個人的には、適当ーに混ぜて、いい感じーに仕上げてくれてる化粧品を使っちゃうので、良いのではないかと思っているんですよね🤣だって、よく分からないもん🤪✨


そして基本的に「ペプチド系」の化粧品は、シワ予防や、肌のハリ感アップ系の製品が多いです。個人的には、30代以降でこそ真価を感じられるのではないかなーという気がしますね

Twitterでビュッフェをご紹介した時も、20代の方への評判はあまりよろしくないというか...。30代は悲しいかな成果を感じやすいというか...😂💦(もちろん個人差はありますよ!)


◎まとめ


ということで今日は、「お猿でもわかる?!🐵流行りの『ペプチド』って何??」というお話でした!

元々美容材料としてのペプチドは、医療分野での研究技術が応用されてきているという話でしたから、これからもっと新しい「ペプチド」材料も登場するんじゃんないかなと思います!

見えないところで、研究者の方々が頑張ってくれていることに感謝しつつ、今日も目元の小皺にビュッフェを塗り込むmimiなのでした...🐶(今日のワンコ風...)


ありがとうございました🙇‍♂️